GRⅢはパーソナルスペースにいる人を撮るのに向いている【GRⅢ作例】
先日、夢の国ディズニーランドへいった。GRⅢを携えて。
妻はディズニーが好きで、結婚前から何回も行っていたので、いつの間にか私もディズニー好きになっていた。でもGRⅢを持っていったのは初めて。
以前CanonKissX7を持っていったことはあって、そのときは確かにそれなりのキレイな写真が撮れたなぁということは覚えていた。でも確かそれも一度だけで、それ以外は基本iPhoneのカメラで写真を撮っていたように思う。
なんでiPhoneかといえば、それが楽だったから。あと当時はGRⅢをまだ持っていなかったから。
私たちにとってディズニーは楽しむ場所であって、写真を撮る場所じゃなかった。だからとりあえず楽しんでいて、その流れでiPhoneで写真をとる、という感じだった。ちょっと大きな一眼レフだと私たちの「楽しむ」の流れを損なう気がしたんだよね。これはもちろん個人差があると思うけど。
一度CanonKissX7を持ち出したのは、娘の初ディズニーのとき。いわゆる「ファーストビジット」のときだ。この時は、明確に「娘の初ディズニーの記録を残すぞ!」という強い意志があったから。実際、大人が楽しむ、というよりは、思い出作りのほうが比重が重くて、私はカメラマンとしてついていった、といっても良かった。
で、今回。
今回は実は娘を保育園にあずけている間に妻と最後の二人きりデートでディズニーランドへ行った。妻は妊娠中であと数ヶ月もすれば第二子が産まれてくる。そうなったらきっと2人でどこかへ出かける、ということは向こう1~2年くらいは望めなさそう。
と、なったらこのタイミングを逃さず行ったほうがいいのかもしれない、と思い切った。
娘には秘密。ごめんよ。また必ず家族で一緒に行こう。
で、GRⅢ。
「楽しむ」を優先させながらキレイな写真を撮れるんじゃないかと思った。iPhoneほどぱきっとした完成されたキレイな写真ではなく、その場の空気感とかそういうのをうまくGRⅢなら写せるんじゃないかと。
このブログに人の顔が分かる写真は載せないことにしているので、必然的に物撮りの写真が多くなってしまうのだけれども、私はやっぱりGRⅢが好きだなぁと思った。
あ、と思ったときにすぐ撮れる。これはぶっちゃけiPhoneより速い。そしてシャッター音が小さい。相手に「いま撮ったで!」みたいなことを意識させにくい。「あ、撮ってるのね」ぐらいの雰囲気で写真が撮りつづけられる。
GRⅢはとくに広角なので、隣にいる妻、列で前に並んでいる妻を撮ることができた。これが40mmだと少しだけステップバックして撮るだろうなと思った。
やっぱりGRⅢはパーソナルスペースにいる人を撮ることに長けている、と感じた。
妻と私は久しぶりに手を繋いで、ディズニーを満喫した。
妊婦なので、激しいアトラクションをたくさん乗ることはさけ、キャラクターに会い、ゆっくりとした乗り物にのり、ワゴンで買い食いをして、そしてずーっと娘とこれから産まれてくる第二子の話をしていた。
幸せな時間でした。
そしてその幸せな時間をGRⅢで撮った写真を見直しながら妻とこれからも何度も思い出すのだと思います。